鈴鹿川本支流名の由来等


河川名 説  明  及  び  由  来
鈴鹿川 鈴鹿山脈の三子山と加太谷の二方から流れ、延長約30km。古歌に詠まれ、八十瀬の渡りといって古代は、幾度となく渡ったもので、鈴鹿山より由来する川名である。
加太川 鈴鹿山脈南部加太渓流から流れる。末は鈴鹿川に合流。「和名抄」に加太郷とあるところより川名がつき、伊賀越と川が平行に流れており、峠路を大岡寺峠という。
小野川 鈴鹿郡関町の北を流れ、小野の村で鈴鹿川と落ち合う。明星岳(549m)と羽黒山の谷間から流れる小さい川である。
椋川 亀山市井田川の村を横切って流れる小川で、亀山城の北部の谷間の水系を集めて鈴鹿川に注ぐ。この付近には椋のつく地名もあり椋樹林があって呼ばれた。
安楽川 鈴鹿山脈南部、安楽峠下より流れ、御幣川と合流して、鈴鹿川に合落。峠は高低がめだたず楽に行けるところいうが安楽の村名からという。
八島川 鈴鹿山脈の野登山(851m)より水源を求め、源明川から八島川となり安楽川から鈴鹿川に流れる。小さい小島須を作って流れるところから名づけられた。
御幣川 (おんべがわ)鈴鹿山脈の入道岳と野登岳の谷から流れ、小岐須を通って、(安楽川に合流し)鈴鹿川にそそぐ。神宮に御贄の鮎を献納するため御幣といったところより川名となる。
鍋川 鈴鹿山脈の入道ケ岳(906m)から椿神社の脇を通って御幣川にそそぐ短い川であるが、猿田彦神の伝承を持っていて、河岸は浅く平鍋のように流れ、ツルツルしている川である。
芹川 鈴鹿市庄野宿は、東海道五十三次の広重の画く雨の版画を描いたところの北に流れる川で、芹の生育している土地のところから川名が出たという。
椎山川 鈴鹿市深溝区の丘陵台地より流れ、荒神山の北方を経て加佐登区より鈴鹿川にそそぐ。椎山から流れるので呼び名がつき、この付近は椎の木が多い。
蒲川 鈴鹿市石薬師と上田の集落の間を流れる小川。上流は大石川といっている。蒲穂の生育地。カバ桜の木に関係があるといい、石薬師と伊勢平氏の関係から名づけられたという村人もいる。
浪瀬川 鈴鹿市石薬師区北部の久間田・岸田の丘陵地より流れ鈴鹿川にそそぐ川。国分寺の近くであるのと山辺御井の古い土地であるから歌人は、この川に愛着をもっている。急瀬のある川の意。
内部川 鈴鹿山脈の水沢谷より流れ来て四日市市南部を通って伊勢湾にそそぐ。内部村の村名を取ったもので、扇状地形を流れてくるため水田に利用されている。
鎌谷川 四日市市水沢区の北部を流れ、他方は天白川と足見川と鎌谷川に分かれて山田区を通り北小松のところで内部川に流れる。鎌ケ岳の支脈の谷川という意味である。
足見川 四日市市水沢村の北部の傾斜地を流れる川で、茶畑地帯を流れぬける川。足見は浅見で、川の水流が普段は少なく大雨で水量が増す川で上流は内部川に合流。足見郷と古代はいっている。
 
※ 出典 「日本全河川ルーツ辞典」
                         


鈴鹿川流域図
 
出典:鈴鹿川砂防工事誌(建設省三重工事事務所)
                         

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