堰堤における魚道整備(改修・新設)の基礎知識
         

 一口に堰堤における魚道の整備といっても、その働きかけ先は異なります。

 1 河川管理者の違い(ひとつの川でも、区間により管理が分かれています)
   @ 国(国土交通省)の管理区間 
   A 都道府県の管理区間
    ※ 非常に小さな河川や支流の場合、市町村管理の場合もあります。

 2 施設内容の違い
   @ 農業水利施設(頭首工)
   A 床止め堰堤・砂防堰堤
    ※ 国が管理する大規模な河口堰などは除いています。

 3 施設の設置・管理者
 
河川区間 頭首工 床止め堰堤・砂防堰堤
国管理 土地改良区等
都道府県管理    〃 都道府県


 4 働きかけ先

@ 頭首工( → 土地改良区等、市町村、県)<農業用施設担当課>

 頭首工の場合、河川管理者に関係なく、まずその設置管理者である土地改良区等に働きかけ、魚道整備の承諾を取り付ける必要があります。
 その上で、都道府県による魚道改修事業等としての採択を受ける必要があるので、関係する市町村を通じ、都道府県に事業要望をしていただくことが必要です。 

A 床止め堰堤・砂防堰堤( → 国又は都道府県へ)<河川管理担当課>
 国管理区間にある床止め堰堤等は、設置管理者も国(国土交通省)であるため、働きかけ先は、国土交通省地域工事事務所となります。
 都道府県管理区間にある床止め堰堤等は、設置管理者も都道府県であるため、働きかけ先は、県河川管理担当課(地域事務所)となります。  
 

 床止め堰堤とは、河床を表流水による浸食から守り安定させたり、河床低下を防止するために設置する河川管理施設です。
 堰堤によっては、近くのポンプ施設とともに灌漑用などに伏流水を取る役割を兼ねていることもあります。

      

 
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