鈴鹿川の設けられた堰・魚道(一部)


鈴鹿用水第2頭首工(河口から9.7km)

 海と川を行き来するアユなどの回遊魚にとっての最初の関門である。
 建設省の調査結果から、回遊魚の遡上にとり大きなバリアとなっていることが窺われる。
 写真中央右の魚道は、その位置が堰堤の中央付近にあること、最下段の落差が非常に大きいことから、魚道としての機能には問題があると考えられる。

※ 設置管理者の土地改良区は、鈴鹿川漁協及び当会からの魚道改修の要望に理解を示し、改修工事に向けた調整が進められています。


井尻頭首工(河口から19.7km)

 河口から三番目の頭首工である。
 この堰の魚道の有効性は、建設省の調査からは不明であるが、大雨による増水時を除いて、流水がなく、また構造上も落差が大きいことから、魚の遡上は難しいと考えられる。


※ 13年度には魚道整備に向けた県北勢県民局農林商工部による調査事業が始りました。


御幣川河口の床止め堰堤

 安楽川との合流点付近にある床止め堰堤
 河床を安定させる床止め堰堤として造られたものであり、同時に灌漑用として伏流水の取水ができる構造をしている。
 2mの落差があり、魚類の遡上は期待しがたい。
 川の名称が、神宮にアユを献上することから由来しており、この落差工により、アユが遡上できないのは残念なことである。


砂防堰1号(河口から23.8km)

 近年、国土交通省(当時は建設省)三重工事事務所により整備された堰堤である。Jの字型のゆるやかな流れの魚道で、堰下まで到達した魚が魚道を見つけやすい構造をしている。
 魚が遡上しやすい魚道のひとつと言える。



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